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西武鉄道の印象

 今日は会社が休みだったのですが、急用ができて朝早くから都心へ出かけることになってしまいました。用事はすぐに済んだのですが、このまますんなり帰るのもばかばかしいので、しばらくご無沙汰していた西武線に乗ってみました。


 高田馬場から新宿線に乗って西を目指しますが、ホームを行き交う電車を見ても「これは!」とそそられる電車が来ません。
 西武で最大の勢力を誇るのが黄色い4ドア電車の「2000系(西武電車の紹介はこちらをご覧ください)」ですが、これといって特徴があるわけでもありません。最新の「20000系」は個人的にあまり好きではなく、かなり数を減らしている3ドアの電車(新101系・3000系)も、やはりこれといって特徴がある電車ではないので、何台かやり過ごしてでも乗りたいと思うほどではありません。

 仕方なしに20000系の準急電車に乗ります。平日の昼下がりの下り電車なので座席がすべて埋まる程度の混み具合でしたが、座れなかったので次の鷺ノ宮で待ち合わせをしていた各駅停車に乗り換えます。

 各駅停車は2000系。6両編成ですが車内はがらがらです。外は風が冷たくて寒いですが、車内にいる限りは暖かい太陽の光が差し込んでくるのでいい気分です。本当はどこか途中の駅で降りて写真を撮ろうと思ってPower Shot G7を持ってきていたのですが、結局このまま所沢まで乗り通してしまいました。
 小平で後続の拝島行きと接続するためにえらく長時間とまってみたり、東村山で接続する国分寺線の電車が途中置石があって遅れたためやはり長時間と待ったりして、所沢までの道のりは容易ではありませんでした。


 所沢に行くと必ず食べるのが1番ホーム(本川越方面)にある立ち食いそばです。池袋線と新宿線という2大幹線が交差するターミナルというせいもあっていつ行っても混んでます。
 だしは普通の関東風そばに比べると多少甘めです。このだしが私にとってちょうどいい味なので好んで食べているわけです。

 メニューを眺めていたら、「注文はレジのあるところで」と言われて逆上しているおっさんがいたり、カウンターで食べていたら私の食べているところから他の人の注文したそばが出てきて、気を遣ってちょっと後ろで下がったらその人が堂々と私の食べていたところで食べていたりあまりいい気分ではありませんでしたが、そば屋が悪いわけではないので、味に満足して店を後にします。天玉そば410円。


 所沢で池袋線に乗り換えます。有楽町線の新車10000系に乗れたら嬉しいなと思っていたのですが、来るのは西武の電車か有楽町線のボロボロ電車ばかり。諦めて所沢始発の準急で練馬まで行き、有楽町線に乗り換えて帰って来てしまいました。



 あまり車窓的にも個性がないのでこれでおしまいですが、時間があったら飯能-西武秩父間に乗りたかったなと思います。伊豆ヶ岳や武甲山といった険しい山のあるところを通るのでそれなりの雰囲気があります。
by akira-matsuda | 2007-02-27 00:01 | 旅行記